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2019年11月23日 (土)

映画「秘密」 、映画「かぞくのくに」(北朝鮮「帰還」事業60年関連イベント上映)

◎映画「秘密」 WOWOW

監督:滝田洋二郎(おくりびと)

脚本:斉藤ひろし

原作:東野圭吾

撮影:柘野直樹

照明:長田達也

主題歌:竹内まりや「天使のためいき」

出演:杉田藻奈美/直子・広末涼子

   杉田平介・小林薫

   杉田直子・岸本加世子

   橋本多恵子・石田ゆり子

   梶川幸広・大杉漣

1999年 製作TBS カラー 119分

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   広末涼子さん↓   小林薫さん↓

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 広末涼子さん↓

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ひと言:

涙が止まらなかったです。小林薫さん、状況劇場の唐十郎さんとこのスターでした。

新宿の花園神社で舞台を観ましたが、抱腹絶倒、アドリブ満載、凄い役者さんでした。

その人とがっぷり四つを組んだ広末さんもただ者ではないですね。20年まえの作品です。当時の

優秀なスタッフが関わっています。撮影の柘野さん、照明の長田さんは共に周防正行組のスタッフです。

製作費3億円、配給収入4億円、宣伝費1億5千万円で赤字だったのですね。製作費は20年前ですので、

今の3億円よりかなり掛かっていると思います。期待作だったのでしょう。

TBSは良い仕事をしました。

最近の映画は人が亡くなったり、する映画が多いです。世の中、来るところまで、来ているのかもしれません。

この映画のように心のやりとりで、楽しませてくれる作品がもっと欲しいです。

当時の原作のキャッチコピーは「運命は、愛する人を二度奪っていく」です。

 

◎映画「かぞくのくに」 北朝鮮「帰還」事業60年関連イベント上映

監督・脚本:ヤン・ヨンヒ(ディア・ピョンヤン)

出演者:

リエ/安藤サクラ(万引き家族)  キネマ旬報及びブルーリボン主演女優賞W受賞

 リエの兄ソンホ/井浦新(空気人形)  ブルーリボン賞助演男優賞受賞

 北朝鮮のヤン同志/ヤン・イクチュン(あゝ荒野でキネマ旬報ベストテン助演男優賞受賞、

 監督・脚本・編集・主演をつとめた「息もできない」が世界各地の映画祭で評価される)

 ソンホの母/宮崎美子

 ソンホの父/津嘉山正種

2012年 日本 カラー 100分 製作スターサンズ アカデミー賞外国語賞日本代表作品

                                   キネマ旬報ベストテン第1位

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   宮崎美子さん↡       井浦新さん↡

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安藤サクラさん↡ 井浦新さん↡      宮崎美子さん↡         津嘉山正種さん↡

 

 

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ヤン同志役のヤン・イクチュンさん(俳優・監督で評価されている)↡

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ひと言:ネタバレありです。16歳で、北朝鮮へ移住したソンホが25年ぶりに日本へ帰ってくる。

彼は脳腫瘍を患っており、その治療のため、3ヶ月の帰国を許されたのだ。

滞在中は北朝鮮のヤン同志が常に監視している。ソンホの妹のリエはやン同志に

「あなたの国は大っ嫌い」と言う。ヤン同志は「その嫌いな国に私も、あなたのお兄さんも

生活し、一生暮らしていくんだ。」とリエに言う。

自宅の夜のシーン、ソンホがリエに言う「おまえは、我が儘に生きれば良いんだ、どこへでも行けるし

、好きなことをして生きれば良いんだ。」「俺は、思考を停止させるんだ、その方が楽なんだ。」

ホテルでアダルトビデオを観るヤン同志、そこへ北朝鮮の上司からソンホの帰国の命令の電話が入る。

このシーンは凄いです。治療も受けられず、帰途につくソンホ、彼の手には息子のサッカーボールと靴。

ラストシーンは、リエがスーツケースを引きずり街を行く。国交があれば自由に往来出来るのにと思います。

韓国と北朝鮮を分断している北緯38度線は日本で言うと新潟県の位置に当るそうです。

もし、日本が分断されていたら新潟県を堺に北と南の2つの国だったかもしれません。

※帰還事業とは:1959年から、何度かの中断を経て84年まで続き、在日朝鮮人ら約9万3千人が北朝鮮に渡った。

「祖国への帰国」といわれるが、実際は朝鮮半島南部(韓国側)出身者が大半で、差別のある日本から新天地を求めた

ケースが多い。約1800人の日本人妻とは別に、日本人妻の子供や在日朝鮮人妻を持つ日本人男性ら計約5千人も

渡航した。米ソ冷戦時代、社会主義国家への幻想もあり「地上の楽園」と言われたが、現実は正反対だったとされる。

貨物船万景峰(マンギョンボン)号の往来(経済制裁で2006年以降入港禁止)は帰還事業がルーツ。

差別のある日本から新天地を求めたケースが多いとのことです。それが原因で北朝鮮に帰還(実際は移住)

した方が多かった事について、私の体験を書いてみます。小学生の頃、同学年に在日朝鮮人の師弟がいました。

回りの小学生がその子を臭いとか、色んな悪口を言っていた。最初は気にならなかったが、自分と異質な人間?

に興味が沸き、みんなで彼の家を見に行く羽目になった。私個人としては彼に何の恨みもないのだが、

そんな行動をとってしまった。暫くして、彼は、小学校からいなくなった。北朝鮮に帰還(移住)されたのだろうか。

今は、元気にしているだろうか。謝りたい。

このことから学ぶことは、1,同調圧力には屈しない。2,他人の言動を鵜呑みにせず、自分の目で確かめる。

3,社会的弱者、マイノリティーの人達が文化的で健康に暮らせる国を目指す。

最後に、「かぞくのくに」で兄ソンホが妹リエに言う台詞「おまえは、自由に何でも好きにやればいい。」

失敗してもやり直しがきく国に住んでいる妹と、もはや、やり直すことができない自分。辛い台詞です。

 

参考資料:

◎『かぞくのくに』ヤン・ヨンヒ監督インタビュー:「相手にとっては痛くも痒くもないけれど、

やっぱり言いたいことは言う」http://eigato.com/?p=9745 (「映画に」より)

◎『かぞくのくに』井浦新の静寂なる熱 「人間そのものへの興味が尽きない」(「シネマカフェネット」より)

https://www.cinemacafe.net/article/2012/08/02/13443.html

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