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2019年12月29日 (日)

映画「男はつらいよ お帰り寅さん」 50作目(追加修正版)

映画「はつらいよ お帰り寅さん」 50作目

原作・脚本・監督:山田洋次

脚本:朝原雄三

撮影:近森眞史

美術監修:出川三男

音楽:山本直純、山本純ノ介

オープニング唄・出演:桑田佳祐

出演:車寅次郎・渥美清

   諏訪さくら・倍賞千恵子

   諏訪満男・吉岡秀隆

   諏訪博・前田吟

   朱美(タコ社長の娘)・美保純

   イズミ・ブルーナ(及川泉)・後藤久美子

   高野節子(満男の担当編集者)・池脇千鶴

   原礼子(泉の母)・夏木マリ

   リリー・浅丘ルリ子

   諏訪ユリ(満男の娘)・桜田ひより

   及川一男(泉の父)・橋爪功

 

2019年   製作・配給松竹(株) 日本映画 115分 カラー・シネマスコープ

                         (今作からデジタルカメラ撮影になりました。)

 

 

 

 

21229

主演吉岡秀隆さん

11229

 倍賞さん   前田さん   浅丘さん   山田監督 夏木さん 後藤さん 吉岡さん

31229

 

ひと言:

私のベストテン男はつらいよ

1位・男はつらいよ 寅次郞相合い傘  ロケ北海道 船越英二出演

2位・男はつらいよ 寅次郞夕焼け小焼け ロケ兵庫県たつの市 宇野重吉、岡田嘉子出演

3位・男はつらいよ 寅次郞あじさいの恋 ロケ京都市・伊根町 片岡仁左衛門出演

4位・続・男はつらいよ         ロケ京都市 東野英治郎出演

5位・男はつらいよ           ロケ京都(天橋立)、奈良市

6位・男はつらいよ 寅次郞忘れな草   ロケ北海道網走市

7位・男はつらいよ 寅次郞ハイビスカスの花  ロケ沖縄県那覇市、国頭村 江藤潤出演

8位・男はつらいよ 寅次郞紅の花       ロケ奄美大島、岡山県津山市

9位・男はつらいよ 夜霧にむせぶ寅次郞    ロケ岩手県盛岡市、北海道、渡瀬恒彦出演

10位・男はつらいよ 翔んでる寅次郞     ロケ北海道千歳市(支笏湖)布施明出演

次点・男はつらいよ 口笛を吹く寅次郞    ロケ岡山県総社市、備中髙梁駅 中井貴一、杉田かおる出演

 

 「男はつらいよ」を観ると涙が出てくる事が多い。マドンナに惚れて、その人の幸せの為なら、

どんなことでもする、寅の無償の愛に涙しているのです。

今作でも、山田監督は人の幸せ、今までの作品もそうだが。山田は人はいかにして幸せに

なれるのかを追い求めて来た、青い鳥を追い求めているように、しかし答えは出ていない。

つまり、山田にもそれは分からないのだと思う。

今作にも、過去の寅の台詞を挿入している。満男「人間はなぜ生きていくのですか」寅「生きてて良かった、

そう思えるときが来るんじゃないの」と言わせているが、そんなものなのか。

今作で泉が国連のお偉方と2人で銀座を車で通行したときの台詞「賑わっているが、

幸せなのかしら。イズミ「不満は無いと思います。」「不満がなければ、幸せなのかしら。」

それで、幸せなのかと2人に会話させている。

これは、山田の幸福に迫ろうとする姿勢が出ているが、今の日本が経済的には恵まれていても、

幸せではないのか。国連難民高等弁務官事務所の2人にそれを語らせている。

(イズミの仕事は当初の脚本では国連の職員ではなかったそうだ)。

山田は東大法卒のインテリだ。寅が最も嫌いなタイプの人種である。

寅「てめえ、さしずめインテリだな、だから女の気持が分からねんだよ。女はな、

とても壊れやすい陶器のようにデリケートなものなんだ、大切にしてやらなきゃ壊れてしまうんだ、

そんなことも、てめえ分からねえのか。それじゃあ、女にモテルわきゃあねえよな。」

寅は、頭で考えない、考えられない、惚れたらその人の幸せの為にとことん身を粉にして尽くすタイプ。

そこに「男はつらいよ」の真価があると思います。

観客について・12月29日に観たときはお客さんが劇場の5~6割で、少し心配しましたが、

1月4日再度観に行ったところ、8~9割の入りで嬉しかったです。、若い人も居りましたが、

年配の方の笑い声や、寅への反応など、かつてのファンが支えているのだなと感じました。

キャステングについて

 前作「紅の花」からの続きの作品の設定なので、満男と泉が中心になる、

山田は泉役の後藤久美子の出演がなければ、この作品自体が成立しないと考えた。

満男役の吉岡は現在名優の域に達しており、問題は後藤である。

山田は一番最初に後藤に出演を依頼した。

以下はウィキペディアよりの引用です。

過去に女優としての復帰はないとされていたが、2019年には23年ぶりに女優として映画出演することになる。

その理由として「(スイスの)ジュネーブの自宅に山田洋次監督から長いお手紙が届き『新作を作りたい。

どうしても君が必要だ。どうにか考えてもらえないだろうか』と書かれていた」と、

熱烈な出演依頼があったことを明かした。

手紙からは「山田監督の(『男はつらいよ』)シリーズに対する大きな愛情と、『新作を撮りたい』

という情熱をひしひしと感じた」とし、「読み終える頃には、引き受けるか否かを私が考慮する権利

すらないのではないかとの思いに至った」と出演を受け入れた心境を説明した。

イズミ(泉)の父 今作では、橋爪功さんが演じられていて、50作目だけ観る観客であれば、違和感は

ないと思われますが、43作「男はつらいよ・寅次郞の休日」では、泉が父(寺尾聰)がいる九州大分を訪ねる

話で、満男が衝動的に泉に同行する。九州大分で見たものは、新しい奥さんと暮らす、幸せそうな父でした。

奥さん役は宮崎美子。今回の父役は橋爪さんよりも、寺尾さんの方が自然で深みのあるシーンになったと

思いました。

 

参考資料:(吉村英夫さん著「男はつらいよ魅力大全」を参考にさせて頂きました。) 

         タイトル        マドンナ     公開年月日   エピソード 

第1期(初期)

  

        第1作 男はつらいよ    光本幸子   1969・8   共演、博の父で志村喬  

        第2作 続・男はつらいよ  佐藤オリエ  1969・11   共演、寅の実母でミヤコ蝶々

                                     恩師役で東野英治郎 

         第3作 男はつらいよ

           フーテンの寅     新珠三千代  1970・1    森崎東監督作品

        第4作 新・男はつらいよ   栗原小巻  1970・2    小林俊一監督作品

        第5作 男はつらいよ

           望郷篇        長山藍子   1970・8  共演、杉山とく子、井川比佐志

        第6作 男はつらいよ                  共演、森繁久弥、宮本信子

           純情篇        若尾文子    1971・1

        第7作 男はつらいよ                  共演、寅の実母でミヤコ蝶々

           奮闘篇        榊原るみ    1971・4  共演、田中邦衛 

        第8作 男はつらいよ

           寅次郞恋歌      池内淳子    1971・12 共演志村喬、岡本茉莉さん、吉田義夫

                          

 

                             、                                   第2期(高揚期)

         第9作 男はつらいよ

           柴又慕情       吉永小百合   1972・8  共演、宮口精二

 

         第10作 男はつらいよ     

            寅次郎夢枕     八千草薫    1972・12 共演、田中絹代、米倉斉加年

         第11作 男はつらいよ

            寅次郎忘れな草   浅丘ルリ子   1973・8     リリー登場

         第12作 男はつらいよ

            私の寅さん      岸惠子    1973・12  共演、津川雅彦、前田武彦     

           第13作 男はつらいよ

                                 寅次郞恋やつれ   吉永小百合  1974・8  三代目おじちゃんに下条正巳

                          第14作 男はつらいよ

                               寅次郞子守唄    十朱幸代   1974・12 共演、春川ますみ、月亭八方

                           第15作 男はつらいよ                浅丘キネマ旬報女優賞 

                               寅次郞相合い傘   浅丘ルリ子  1974・8   船越英二と3人旅 

                             第16作 男はつらいよ

                               寅次郞葛飾立志編  樫山文枝   1975・12  小林桂樹共演

                             第17作 男はつらいよ              キネマ旬報第2位(男はつらいよで最高)

                               寅次郞夕焼け小焼け 太地喜和子  1976・7  宇野重吉、岡田嘉子出演

第三期(模索期

                             第18作 男はつらいよ  京マチ子

                               寅次郞純情詩集   檀ふみ    1976・12 徳富蘆花「不如帰」を引用

                             第19作 男はつらいよ

                               寅次郞と殿様    真野響子   1977・8   嵐寛寿郎出演

                              第20作 男はつらいよ   藤村志保          この年山田の「幸福の黄色いハン

                               寅次郞頑張れ!   大竹しのぶ  1977・12  カチ」がベストワン

                              第21作 男はつらいよ

                               寅次郞わが道をゆく 木の実ナナ  1978・8   武田鉄矢出演

                             第22作 男はつらいよ   大原麗子  髙解像度のパナビジョンカメラでの撮影開始

                               噂の寅次郞     泉ピン子   1978・12  志村喬出演

                              第23作 男はつらいよ

                               翔んでる寅次郞   桃井かおり  1979・8  山田版「卒業」布施明出演 

                              第24作 男はつらいよ

                               寅次郞春の夢    香川京子   1979・12  ハーブ・エデルマン出演

                              第25作 男はつらいよ  浅丘ルリ子  1980・7  江藤潤出演

                               寅次郞ハイビスカスの花 

                              第26作 男はつらいよ

                               寅次郞かもめ歌    伊藤蘭   1980・12 村田雄浩、松村達雄出演

                               第27作 男はつらいよ              満男が中村はやとから

                               浪花の恋の寅次郎   松坂慶子  1981・8  吉岡秀隆へ、芦屋雁之助出演

                               第28作 男はつらいよ   音無美紀子

                                寅次郞紙風船     岸本加世子 1981・12 小沢昭一出演  

                               第29作 男はつらいよ

                                 寅次郞あじさいの恋 いしだあゆみ、1982・8  13代片岡仁左衛門出演

              第30作 男はつらいよ             沢田研二、浅丘雪路出演

                                      花も嵐も寅次郞   田中裕子 1982・12   配収15億円のヒット 

                                  第31作 男はつらいよ

                                      旅と女と寅次郞   都はるみ 1983・12  藤岡琢也出演

                                第32作 男はつらいよ                 中井貴一、杉田かおる 出演

                                 口笛を吹く寅次郞   竹下景子  1983・12   

                                 第33作 男はつらいよ

                                   夜霧にむせぶ寅次郞 中原理恵 1984・8  渡瀬恒彦、美保純共演

                                 第34作 男はつらいよ

                                  寅次郞真実一路    大原麗子 1984・12 米倉斉加年、辰巳柳太郎出演 

                                 第35作 男はつらいよ

                                  寅次郞恋愛塾     樋口可南子 1985・8 平田満出演

                                  第36作 男はつらいよ

                                  柴又より愛をこめて  栗原小巻  1985・12 15年ぶりのマドンナ役

                                  第37作 男はつらいよ

                                   幸福の青い鳥     志穂美悦子 198612  長渕剛出演

 

第四期(再生期)  

               第38作 男はつらいよ   竹下景子  1987・12 三船敏郎、淡路恵子出演

                  寅次郞知床慕情  

             第39作 男はつらいよ    秋吉久美子 

                寅次郞物語    五月みどり 1987・12   観客動員6300万人を越す

             第40作 男はつらいよ

               寅次郞サラダ記念日 三田佳子  1988・12 尾美としのり、三田寛子、鈴木光枝

             第41作 男はつらいよ

                寅次郞心の旅路  竹下景子  1989・8 柄本明 淡路恵子  

             第42作 男はつらいよ  後藤久美子 

                ぼくの伯父さん  檀ふみ   1989・12  ゴクミ・シリーズ始まる

             第43作 男はつらいよ 後藤久美子

                寅次郞の休日   夏木マリ  1990・12

             第44作 男はつらいよ  後藤久美子 

                寅次郞の告白   吉田日出子 1991・12  山田の「息子」がベストワン

             第45作 男はつらいよ 後藤久美子

                寅次郞の青春   風吹ジュン 1992・12 満男の恋敵に永瀬正敏登場

            第46作 男はつらいよ

                寅次郞の縁談   松坂慶子  1993・12 光本幸子22年ぶりの出演

                                第47作 男はつらいよ    

                                     拝啓車寅次郞様  かたせ梨乃 1994・12

                                    第48作 男はつらいよ   後46作 男はつらいよ

                寅次郞の縁談   藤久美子

                                      寅次郞紅の花  浅丘ルリ子  1995・12

            第49作 男はつらいよ

               寅次郞ハイビスカスの花特別編 浅丘ルリ子、1997・11

                

私の考察:

【山田洋次監督はどのようにして誕生したのか】

1・松竹の助監督に補欠で採用される。同期に大島渚がいる。

現在、80代現役監督を2人挙げるとすると、クリント・イーストウッド(最新作「リチャード・ジュエル」)

と「男はつらいよ・お帰り寅さん」の山田洋次なる。

どのようにして、山田監督は誕生したのか。ざっと振り返って見たい。

山田は東大法学部出身である。在学中は東大映画研究会で活動する。自分にはサラリーマンは向いて

いないと思っていた、毎日会社に通い1日中会社にいるのは、息が詰まる、山田は、松竹の助監督試験

受けるが大勢受験する超難関であり、山田は4,5番目で補欠で不合格となる。

この時トップで合格したのが京大法学部の大島渚です。丁度、この年に東洋一の撮影所を誇る日活が

映画製作を再開することになり、松竹からも日活に移籍する監督が出たため、山田はかろうじて補欠で

松竹の助監督として採用となる。大島渚たち、後に松竹ヌーベルバーグと呼ばれる人達は自分が一番最初に

監督になる、そして、主義主張の有る映画を撮ると自信満々だった。山田と言えば、自分にはその場で

決断して指図する監督になる自信も無く、脚本でも書いてやってゆけたら良いと漠然と思っていた。

 

2・映画「男はつらいよ」で喜劇の才能が開花する。名作・映画「砂の器」では橋本忍と共同で脚本を

執筆する。黒澤明に若手で一番将来性が有ると評価される。

そんな中、喜劇として作った映画「男はつらいよ」シリーズだが、自分が見ても、少しも

可笑しくない。色んな映画館に観に行ってみた。そしたら、お客さんが笑っているのを見て、驚いた。

ひょっとして、自分には喜劇を作る才能があるのかも知れないと思ったそうだ。

山田の師匠は野村芳太郎監督です。1974年の邦画の名作「砂の器」は野村監督のベストでも有ります。

山田はこの作品に脚本として橋本忍参加しています。複数人が脚本だと、宿屋にこもって書くのですかね。

「男はつらいよ」で長年山田と共同脚本を担当してきた朝間義隆監督によれば、山田と同じ旅館で一緒に

書くのは、とても苦痛であった。旅館にこもると逃げ場がない。山田は朝から晩まで仕事のこと、映画の事

しか考えていない無趣味な人で、酒、たばこ、マージャン等何もしない、こちらはストレスがたまってしまい

逃げ出したくなる。映画「砂の器」は松竹配給ですが、黒澤明映画の脚本家、橋本忍の独立プロダクション

の製作です。山田はこの松本清張の原作を映画ならではの脚本にして、この映画を永遠の名作にした。

橋本忍脚本の黒澤映画羅生門」、「生きる」、「七人の侍」「悪い奴ほどよく眠る」「どですかでん」

黒澤明は山田を大変評価しており、当時の若手の映画監督の中で一番将来性があると言っている。

 

3・天才女優倍賞千恵子との出会い。「男はつらいよ」シリーズに倍賞を起用して、

はたして良かったのか?

意外に思われるかも知れないが、山田は松本清張の「霧の旗」を1965年に映画化している。

この作品は山田の強い希望で作られたものだ。主演は後の「男はつらいよ」のさくら役の

倍賞千恵子です。

無実の罪で不条理に兄を殺された妹桐子の女を武器にした復讐劇です。

山田は倍賞を「男はつらいよ」のさくら役で使ったために、色んな役が出来る彼女の才能を

奪ってしまったと後悔し、できる限り「男はつらいよ」以外の作品に彼女を起用すると誓った

そうだ。「男はつらいよ」がスタートして以降に山田が倍賞を起用した作品は「家族」、

「故郷」、「同胞」、「幸福の黄色いハンカチ」、「遙かなる山の呼び声」、「キネマの天地」

、「ダウンタウン・ヒーローズ」、「隠し剣・鬼の爪」、「母べえ」、「小さいおうち」以上です。

少ないとみるか。どの作品がその年の日本映画を代表する映画ですが。

 

4・倍賞千恵子は山田だけのものではない。もっと、スケールの大きい女優です。

山田はセックスを描かないのか。だから、山田の映画はきれい事なのか。

山田の作品ではなく、降旗康男監督の作品で「駅・STATION」ですが、相手役は

高倉健でした。この映画は個人的に倍賞千恵子の映画の代表作と思います。

倍賞と言う役者は、意外に思うかも知れませんが、さくらのような良い妹の役ではなく、

殺人犯の愛人を待ち続ける、飲み屋の女の役が似合う。理性ではなくて、

女の肉体で考える女、そして、男を待ちつづけるのです。腐れ縁とも言います。

気に入れば刑事の高倉健とも寝る女です。そんな女が似合います。

私は倍賞には、とてもセクシャルなものを感じてきました。恐らく山田もある時期から同じ事を

感じていたと思います。倍賞の山田映画の代表作の「幸せの黄色いハンカチ」、倍賞は高倉健と

再婚する女の役で、以前に妊娠中絶を経験しており、流産しやすい体質だった。その事を

高倉健に隠していた。倍賞は話したつもりだが、伝わらなかった、という設定を

山田は作っている。さくら役とは違います。「男はつらいよ」をリアルに描くと

この作品になるのだろう。この年の日本映画のトップになったのは偶然ではない。

高倉健が東映を辞め松竹初主演というのも有りますが。倍賞が高倉と夫婦共演。

高倉の役は夕張炭鉱の中年の炭鉱夫、彼が毎日買い物をする

スーパーのレジが倍賞だ。たどたどしい、中年の恋のお話です。

倍賞「私、そんなにいい女じゃないから、昔、色々あったの。あんた、それでもいいの。」

その意味は男で失敗して、妊娠中絶も経験した女。と言う意味がある。

山田の映画はセックスを描かないから、きれい事だと言う人がいます。

確かにセックスシーンは見たことがありませんが、それに匹敵するくらいに、

セックスを表現していると思います。「幸福の黄色いハンカチ」もそうですし、

「男はつらいよ寅次郞あじさいの恋」もマドンナ(いしだあゆみ)が夜中に寅さんの寝室に

入ってくるシーンがありました、これはマドンナからの積極的なアプローチに見えました。

不甲斐ない寅は寝たふりをしていましたが。渥美清は倍賞と違いセクシャルな俳優ではないですが。

「男はつらいよ」シリーズの息子役の吉岡秀隆の事を「ひで」と呼ぶ倍賞は現実では吉岡の母ではない。

吉岡は現実では1人の男である。映画とはフィクションである。

倍賞さんはスケールの大きい女優さんです。SKD出身で、同期の主席である。歌、踊り、芝居ができ、

悪女もできる。オファーがあれば007のボンドガールもやれたかもしれません。

倍賞のさくら役に違和感が有ったので、書いてみました。

山田監督は「男はつらいよ」を49作まで作り、20数年ぶりに「男はつらいよ」50作目

を作るなどと言う、まあ狂気の沙汰をやってしまう、凄い監督になっていると思います。

以下は倍賞の作品を挙げてみました。

1965年倍賞主演、山田洋次監督、脚本橋本忍 松竹映画「霧の旗」↡

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映画「男はつらいよ」初期の頃1969年の倍賞↡

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映画「幸福の黄色いハンカチ」1977年の倍賞↡

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最新作・小林聖太郞監督作品、映画「初恋~お父さん・チビがいなくなりました」

2019年藤竜也と倍賞↡

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2020年「男はつらいよお帰り寅さん」舞台挨拶の倍賞↡

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倍賞千恵子の映画の代表作・降旗康男監督作品・映画「駅・STATION」

1981年での高倉健と倍賞千恵子↡

 

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