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2020年5月17日 (日)

2019年日本映画・邦画 私のベスト10は? 

2019年の日本映画私のベスト10

1・ある船頭の話

オリジナル脚本・監督:オダギリ・ジョー(第1回監督作品)

撮影監督:クリストファー・ドイル

音楽:ティグラン・ハマシアン

衣装デザイン:ワダエミ

出演:柄本明、川島鈴遥、村上虹郎、永瀬正敏

   伊原剛志、浅野忠信、村上淳、蒼井優、

   笹野高史、草笛光子、細野晴臣、橋爪功

オダギリジョーについて・・母子家庭だったため、幼少時は映画館に預けられて育った。

このことが映画監督を目指すきっかけとなる。

国立大学の理工学部に合格し、入学金を渡すため門の前まで来たものの、このお金を

留学代に使いたいと母に説明し、入学を断念。

カリフォルニア州立大学フレズノ校に留学。当初演出コースを専攻する予定だったが、

願書の記入ミスによって演劇学を専攻[3]。その後休学。1999年に舞台『DREAM OF PASSION』

で俳優デビューを果たした。(ウィキペディアより)

広い世界は・ひと言:監督は有能な俳優なので、芝居を撮るのが上手い。芝居とはドラマのこと、

      テレビドラマの多くは芝居ではなく台詞による説明なのだが、この違いが分かりにくい。

      俳優が無言で芝居をしてもその人の気持ちを表現できる演出力のことも1つです。

      台詞が必要な場合もあります。特攻隊の生き残りと現代青年の価値観の対立を描く

      山田太一ドラマ「男たちの旅路シリーズ」などは長台詞が多いが、お互いの考えを

      ぶつけ合うために台詞は必要です。

      この場合は、いくら台詞が長くても説明的な台詞ではありません。俳優も同時に

      しっかり演技をしています。

      クリストファードイルも芝居を撮るのが上手い。

      オダギリは、黒澤明が好きだそうだが黒澤映画も説明的ではない。

      ロケーションは新潟県阿賀町の阿賀野川流域で行われました。

      製作費はかなり掛かっていると思います。第76回ベネチア国際映画祭正式出品作品です。

「わからなさ」を恐れるな。人生はわからないからこそおもしろい 

オダギリジョー×柄本明インタビュー https://www.pintscope.com/interview/odagiri-emoto/

人生において失ったものが、その後の人生を支えることもある 永瀬正敏インタビュー

https://www.pintscope.com/interview/masatoshi-nagase/

 

 

2・男はつらいよ お帰り寅さん

  原作・脚本・監督:山田洋次

  脚本:朝原雄三

  撮影:近森眞史

  主題歌出演:桑田佳祐

  出演:吉岡秀隆、後藤久美子

     倍賞千恵子、前田吟、夏木マリ、浅丘ルリ子

  広い世界は・ひと言:「男はつらいよ」の50作目です。前作から⒛数年が経ち寅さん

  は過去の作品の中に登場します。そして今作は、吉岡と後藤の恋?になります。

3・デイアンドナイト

  プロデューサー:山田孝之

  監督:藤井道人

  企画・主演:阿部進之介

  出演:安藤政信、清原果那、小西真奈美、田中哲司

  広い世界は・ひと言:映画「新聞記者」の監督の方です。映画「新聞記者」の公開が先ですが、

      本作が先に作られています。

      この作品のテーマは人間を救う為に悪は許されるのかと言う事です。必要な悪の前では善

      って何ですか。善で人は救えないでしょ。と言う視点が凄いデス。

      この作品をたまたま観た「新聞記者」の河村プロデューサーが

      監督をオファーしてきたそうです。何度も断ったそうです。その理由は自分のような普段新聞も

      読まない、政治にも関心がない者には撮れない素材だと。河村さんの答えは、政治的な問題を

      多くの人に楽しんで見て貰う為には若い感覚でこの映画をエンターテイメントとして撮ったら

      きっと受けると思った。それで、大ヒット作「新聞記者」が生まれました。

      もし、社会派の監督が撮っていたらこんなに大ヒット作にはならなかったと思います。

4・恋恋豆花

  企画・監督:今関あきよし

  出演:モトーラ・世理奈、大島葉子

     椎名鯛造、真宮葉月、

     シーチー・ティエン、ヴィッキー・バン・ズーミン 

     広い世界は・ひと言:思春期の娘が父の再婚相手と2人で台湾旅行に行く。最初は

     嫌がっていたが少しずつ義母に心を開いて行く。母役の大島葉子さんが自然でよかった。

     オール台湾ロケ作品。台湾のスターさんも出ています。

5・おいしい家族

  原作・監督:ふくだももこ

  音楽:本多俊之(マルサの女)

  出演:青治(橙花、翠の父で高校の校長)・板尾創路、橙花・松本穂香、

     和生(青治の結婚相手)・浜野謙太、ダリア(和生の娘・女子高生)・

     モトーラ・世理奈、翠(橙花の弟で妻はスリランカ人)笠松将、

     エビオ(翠の同級生で伊勢エビを生業にする・橙花のファン)・栁俊太郎

  広い世界は・ひと言:「実家に帰ると、父が母になっていました」自分を見失ったヒロインが

        母の三回忌に帰った故郷の島ーそこは人を互いに肯定し合うユートピアー(パンフレットより)

       「父さん今日から母さんになる、母さんと呼んでも良いぞ」

        父さんが同性と結婚すると言う話。家族で、ただひとり異を唱える娘役の松本穂香さん、

        テレビとは全然違う性別を超えた迫真の演技が、とても良いです。ふくだ監督の意図かも

        知れませんが。

6・夕陽のあと

  企画・原案:舩橋淳  

  監督:越川道夫

  脚本:嶋田うれ葉

  出演:佐藤茜(豊和の生みの母)・貫地谷しほり、(豊和の育ての母)日野五月・山田真歩

     日野優一(五月の夫)・永井大、新見秀幸(茜に好意)・川口覚、

     日野豊和(五月の子)・松原豊和、日野ミエ(優一の母)・木内みどり 

     広い世界は・ひと言:ひとりの子供をめぐる、生みの母と育ての母の葛藤。母親の資格

           とは何か。どこかで、みたテイストの映画だなとおもった。越川監督は澤井信一郎監督に

           薫陶を受け、撮影所時代の伝統のある演出方法をとる方だそうだ。なので、茜が全力で

           走るシーンを、俯瞰(上から)で俳優の走りが見えるように、望遠レンズも使い撮っている。

           誤魔化しなしで、走り終わるまで、その後の演技も撮っている。俳優の全てを

           堪能出来るのである。たまりません。

           ※澤井信一郎1938年8月1日生・東京外国語大学ドイツ語科卒 東映入社

                         マキノ雅弘監督に師事

            監督作品・1981年東映映画「野菊の墓」松田聖子主演(第1回監督作品)

                 1984年東映映画「Wの悲劇」薬師丸ひろ子・世良公則主演、

                 1985年東映映画「早春物語」原田知世主演・林隆三、日本映画監督協会

                   新人賞受賞・Wの悲劇と含め、第9回日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞

                 1998年東映映画「時雨の記」吉永小百合主演 

           助監督作品・1970年東映映画「昭和残侠伝死んで貰います」マキノ雅弘監督、高倉健主演

            脚本作品・1984年東映映画「麻雀放浪記」和田誠監督、真田広之主演

                   

           

7・無限ファンデーション

   監督:大崎章

   音楽・主題歌:出演:小雨(享年18歳)西山小雨

   出演:南未來(髙1)南沙良、南今日子(未來の母)片岡礼子、

      滝本祐介(未來の担任・演劇部顧問)嶺豪一、未來の父・渋川清彦(写真)

  広い世界は・ひと言:製作費の関係で全編脚本なしの即興芝居で撮影するしかなかったそうです。

8・半世界

   監督:坂本順治

   出演:稲垣吾郎、長谷川博巳、渋川清彦

      池脇千鶴、

      広い世界は・ひと言:男3人の幼馴染の話。稲垣がスター芝居をしていないのがいい。。

      炭焼きのオッチャンに見えた。 

9・さよならくちびる

   監督:塩田明彦

   出演:門脇麦、小松奈菜、成田凌

   広い世界は・ひと言:ハルレオと言うフォークグループが全国ライブをする話。成田凌がマネージャー

   で2人の女性にかんでくるよ。   

   門脇麦が好き。  

 

10・愛がなんだ

   脚本・監督:今泉力哉

   原作:角田光代

   脚本:澤井香織

   音楽:ゲイリー・芦屋 

   出演:テルコ・岸井ゆきの、マモル・成田凌、

      葉子・深川麻衣、ナカハラ若葉竜也、

      すみれ・江口のりこ、テルコの母・筒井真理子、

      テルコの上司・片岡礼子、マモルの親友・中島歩

   広い世界は・ひと言:好きなマモルに愛されなくても、マモルと同化したいテルコ。

         マモルになってしまいたい。それがだめなら、マモルの親戚でも良い、

         マモルの親友の恋人でも良いと思うテルコ。それは愛などではなく

         ストーカーを越えている。愛ってなんだ?愛とは永遠の片思いなのか。

         愛していると伝えても、セックスをしても、結婚しても、対等な両思いにはなれない。

         葉子を愛しているナカハラは葉子の言うがままの男。この映画のナカハラとテルコの

         シーン、ナカハラは葉子を愛するのを止めることにしたとテルコに伝える。

         テルコはナカハラに好きなら身を引くことはないと言う。ナカハラ、自分が葉子さんを

         ダメにしているかもしれない

        (我が儘にしてるかも知れない)だから離れようと思う。

         テルコはナカハラに「うるせえーばーか、愛がなんだ」と言う。ナカハラは

        「幸せになりたいですよね」とテルコに言い残して去って行く。テルコがナカハラを

         怒ったのは、自分の行動が実はナカハラと一緒だと言うことに気づいたからだ。

         このシーンは涙が出ました。この映画で、ナカハラの存在はとても重要です。

         テルコはマモルになりたい、何でも良いから側にいたい。ナカハラは葉子が好きを止めたい。

         ナカハラは葉子が寂しいときに自分を思い出してもらいたいそして話を聞いてあげられる

         恋人で居たいと今までは思っていた。自分が例え何番目の男でもいいと。テルコは例え

         マモルの親友の恋人になってでも、マモルの側に居たい。これは、もう愛じゃないよね。

         自分が幸せになることだよね。これは理解出来ないですが。

         テルコ役・岸井ゆきのとマモル役・成田凌、2人とも魅力的に見えてしまって、

         そうじゃない普通の男女の物語なのですが。撮影中にスタッフが成田をダサくするために

         努力したそうです。ダサイ服を着せても上手く着こなしてしまって、困ったそうです。

         成田はメンズノンノ出身のモデルさんですからね。岸井さんもどこにでも居る普通の

         女の子の役なのですが、超可愛く見えてしまいました。ナカハラ役・若葉竜也さんは

         当初に比べて重要な役に膨らんでいったそうですが適役でした。

         主演の2人は生活感のある緻密な演技が素晴らしかったです。

         テレビドラマでは生活感に乏しい演技が多くて、その乏しい部分を説明的な台詞でカバー

         したりして、しらけてしまいます。自分の好みでは、これが1位です。

         岸井ゆきの好き。成田凌は今までの作品中ベスト演技。     

  「愛とはなんだ?」めんどくさい、正解がない、よくわからない・・・・でも手探りし

  続けられるからこそ、いいんじゃない?岸井ゆきの、成田凌、深川麻衣、若葉竜也インタビュー

  https://www.pintscope.com/interview/kishii-narita-fukagawa-wakaba/

 

特別賞:米軍(アメリカ)が最も恐れた男 カメジロー不屈の生涯

    監督:佐古忠彦

    音楽:坂本龍一

    広い世界はひと言:沖縄の政治家・革命家、瀬長亀次郎の1954年~1987年までの230冊を越える日記を

          もとに、沖縄の戦後史を描いたドキュメンタリーです。監督は筑紫哲也NEWS23の佐古忠彦

          キャスターです。

広い世界は・ひと言

10に漏れた作品も有ります、例えば、深田光司監督+筒井真理子「よこがお」「町田くんの世界」など、

10作品と差はそんなに無いです。気分でも変わりますので、だからではないですが、選出理由は書きません。

観ていない人には意味ないし、観た人はそれぞれ感性が違うので、好みを押しつけるつもりはありません。

1年に一度の、楽しみでやっています。洋画は見る本数が少なくなりましたが。ギリアムが執念で完成させた

大スペクタクル映画「テリーギリアムのドンキホーテ」、80歳を越えてもエネルギッシュなクリント、

イーストウッド監督の冤罪もの「リチャード・ジュエル」ジェームズ・マンゴールド監督、

マット・デイモンVクリスチャンベイル、2人のの名演技には涙が出た「フォードVフェラーリ」

タイカ・ワイテティ監督、監督自身がジョジョの友だちのヒットラーを 演じた寓話「ジョジョラビット」

韓国映画・ユン・ジョンビン監督、北朝鮮に潜入した韓国工作員と北朝鮮高官との友情の物語・実話

「工作・ブラックビーナスと呼ばれた男」それぞれ見応えがありました。

  

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